C級2組4回戦

C級2組4回戦
【東京】
▲佐藤 紳哉七段(3勝0敗)-△上村 亘四段(1勝2敗)

戦型:横歩取り 青野流VS△41玉型

後手の敗着はわからないが先手の快勝に見える

後手はやはり設定が厳しいのかな?

△佐々木 大地五段(2勝1敗)-▲中田 功八段(2勝1敗)

戦型:先手中飛車VS△64銀型急戦

後手が飛車先保留の工夫。

先手は▲56銀型で対抗し、玉頭銀で反発。

先手の捌きが見事で後手の工夫は結果的には成功しなかったように見える。


△田中 寅彦九段(1勝2敗)-▲佐藤 慎一五段(1勝2敗)

戦型:相掛り ▲28飛型VS△85飛型

相掛りの出だしから後手が6手目△14歩の工夫。△23歩保留+△85飛型に構えて軽く動く狙い。

しかし先手の落ち着いた対応により後手の趣向は成功しなかったように見える
▲中座 真七段(0勝3敗)-△大平 武洋六段(0勝3敗)

戦型:相掛り ▲68玉型VS△64銀型

後手が先手の攻めを呼び込んだが受けは失敗した感じ。

最後は後手玉詰んでたが逃し。

【大阪】
△西田 拓也四段(3勝0敗)-▲中村 亮介六段(2勝1敗)

戦型 先手矢倉VS後手雁木

振り飛車党の後手に対し、先手は早めの▲68玉で挑発。

攻め合いになったが後手の攻めの手になり先手は上部に手厚い形を構築し有利を築いたように見える。

結果的には後手は右玉に構えるほうがよかったのではないか。
▲牧野 光則五段(3勝0敗)-△神谷 広志八段(0勝3敗)

戦型:一手損角換わり 後手右玉VS先手バランス58玉

後手の一手損角換わりに対し先手は▲15歩と早めに端の位を取る指し方を選択。

後手は右玉に構え、先手は左銀を67に組み換え玉を58に構える現代的なバランス型を採用。

これはかなり有力な右玉対策で本譜のように92香~91飛で端攻めを狙う→それを防ぐために打った角を目標に85桂から戦いを起こす、というのが急所をついた戦略に思える。

実戦も先手快勝。これが嫌だから72金型に構える人がいるのだと思われる。
▲西川 和宏六段(2勝1敗)-△南 芳一九段(2勝1敗)

戦型:先手中飛車VS後手角道不付き左美濃

先手は▲56銀型で対抗。それに対し後手は72飛から動く。

先手が角銀交換の駒損のやや無理気味な動きから先手の攻め、後手の受けの構図。

結果的に攻め切るのは難しかったように見える。
▲村田 智弘六段(2勝1敗)-△近藤 正和六段(1勝2敗)

戦型:ゴキゲン中飛車 先手37銀急戦

超速ではない37銀急戦。

後手は5筋の位を放棄し穴熊に囲う指し方を選択。

しかし抑え込まれ気味から無理気味に動いたものの後手の作戦はうまくいかなかったようにみえる。


△村中 秀史六段(2勝1敗)-▲福崎 文吾九段(0勝3敗)

戦型:先手右玉後手矢倉

序盤の駆け引きは使える可能性あり。

しかし先手玉が薄すぎる。。

5筋交換は右玉にプラスになるわけではなく先手右玉はやはり難しいという印象。
▲本田 奎四段(2勝1敗)-△長沼 洋七段(0勝3敗)

戦型:後手三間飛車VS先手37桂型急戦

先手は57銀右型に構え26飛など工夫を凝らしたが54歩型で待機した後手の対応がうまかったようにみえる。


▲伊藤 真吾五段(1勝2敗)-△矢倉 規広七段(0勝3敗)

戦型:後手三間飛車VS先手居飛車穴熊

後手は大山流のような形で先手は4枚穴熊。先手が圧倒的に勝ちやすいと思われるが実戦はすさまじいねじりあい。。

感想戦コメを待ちたいと思います。
△島本 亮五段(1勝2敗)-▲富岡 英作八段(0勝3敗)

戦型:後手雁木VS先手矢倉

先手は工夫の駒組だが成功しなかったように見える。

後手は自然な指し回しで手厚い陣形を築くことに成功した。
△山本 博志四段(1勝2敗)-▲桐山 清澄九段(0勝3敗)

戦型:相振り 66歩vs32飛

先手の工夫の駒組は検討の余地あり。

しかし実戦では有利にすることはできず。